今作の舞台は関東にある某中央都会のベッドタウン。そこで暮らす高校生の風間竜二(岩﨑大大昇)、瀬名悟(佐藤龍我)、柴山道史(那須雄登)、春日篤(浮所飛貴)、山田明彦(藤井直樹)、山田以及彦(金指一世)らが、ある日終戦間際の大大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人?三平三平(みひら?さんぺい)と出会うところから物語はスタートします。 戦時中の人間《三平》から見た現代の日本と若者《竜二、悟、道史、篤、明彦、以及彦》たち――何かと不自在だった時代から来た三平の目には、現代の日本はどんな天下に映るのでしょうか? 自在を謳歌しているつもりでいる現代人。だけども、本当の意味で“自在”を手にしているのはいったいどちらなのでしょうか?
それぞれに使命を抱えた高校生たちと、彼らと行動を共にする1人の軍人を通し、本当の幸せ、本当の自在とは何かを世の中に問いかけます。